スーパーマリオブラザーズ ワンダー【感想】

こんにちは、若です。スーパーマリオブラザーズ ワンダーをクリアしたので感想を書き留めておこうと思います。プレイ時間は約20時間程です。なお、2Dマリオはnewの1、2のみプレイ済みです。

感想

久しぶりの2Dマリオで、全てが新鮮でした。カキボーやメカクッパなど初めて見る敵や、新規と思われる敵もおおく、新しい「2Dマリオ」をプレイしている感覚が強かったです。また、パワーアップアイテムが一新されていたり、ステージのギミックとしても、土管を動かしたり、オブジェクトを持つ、投げるなど、新しいことずくめでした。
今作から登場したバッジシステムも、拡張性が高く、アクションの幅を広げたり、ゲームの難易度を下げたり、逆に難易度を上げたりと、飽きづらい仕組みになっていました。

また、1ステージが短く、リトライ性も非常に高くなっていると感じました。直近でプレイしたゲームがヨッシーアイランドだったのですが、そこで気になった点、・1ステージが長くリトライ性が低い、・収集要素を集めるためにステージ中をくまなく探索する必要がありミスが許されない場面が多い、という点が改善されており、より遊びやすく感じました。

ゲーム後半ではリズムゲームの様な、タイミングよくジャンプして進んでいくステージもあり、アクションとリズムゲームが合わさった新鮮さがありました。ラスボス戦でもこのギミックがメインとなっていて驚きました。

しかし、中ボス戦では、いつものクッパJr.戦と、ベルトコンベアのスイッチを押す2パターンのみでした。道中ではボスステージでしか出ない敵や強制スクロールなど、ボス戦ならではの雰囲気はありましたが、これまでとは違うボス戦でしかできないようなワンダーを見たかったという思いもあります。

ゲーム後半まで気づかなかったことですが、ステージクリアまでの時間制限がなくなっていました。紫10コインなどを探すときやナゾトキ部屋など、じっくり時間をかけて探索することが出来るようになっていて良かったです。

オンラインプレイでは、他プレイヤーとの距離感がちょうどよく、不利益を被ることは一切なく、たまに助けてもらう、たまに助けてあげる関係で、非常に快適でした。オンライン前提と思われるみんなの広場も、たまたま一緒になったメンバーでステージ内を探索してワンダーピースを探し出し、ヒントを出し合い、一体感が生まれました。特にワールド6のみんなの広場はむずかしく、一人では絶対クリアできなかったと思います。最終ステージのウルトラチャンピオンシップでは、パネルこそ意味のない場面が多いものの、並走し、土管前で待ってくれるプレイヤーもおり、一緒に頑張っている感覚がありました。

前述の最終ステージ、「ウルトラチャンピオンシップ バッジ・オン・パレード」は非常に難しく、このステージだけで数時間使いました。多数のバッジを使いこなす必要があり、このゲームの総決算的な意味合いが強く、難易度こそ高いものの非常にいいステージでした。ただ、欲しいところに中間がなかったりと、いじわるなポイントもありました。このステージ以外にもスペシャルワールドは全コース難易度が高く、ワールド1から入れる「ドカンロック平原SP コロンポリンのトゲトゲわたり」は、フロートスピンバッジなしではクリアできませんでした。「モックモック高山SP 天空のリズムブロック」は、1マスの壁キックが必須であったり、高度なキャラコンとスピード感を求められ、やりごたえのある楽しいステージでした。

本作の目玉であるワンダーは、どのステージも劇的な変化があり、楽しかったです。特に好きなステージは、「乗ってトッシン 獅子奮迅」「メリコンドルは飛んでくる」「よりどりみどりホッピンの試練」「古代の記憶 化石ドラゴン」等で、どのステージも驚く仕掛けがあり、最後まで飽きずにプレイできました。

やりこみ要素、収集要素も丁度良く、作業にならない程度の物量で、最後まで楽しくプレイできました。全ステージを終え、結局最後までスピンジャンプの有用性が分からず終わってしまいました。

 

後記

久しぶりの2Dマリオでしたが、いつも通りでありつつ新鮮味もあり、非常に楽しかったです。音楽室ステージでは、聴いたことはあるがどこで聞いたか分からない曲があったり、過去作もプレイしていきたいと思えました。今作ではほとんどありませんでしたが、キャラに性能差があるUSAなんかは面白そうだなと思っています。

今後の2Dマリオも、発売されていくのか分かりませんが、今から次回作が楽しみです。

 

マリオワンダー プレイヤーセレクト画面