蓮2nd千葉公演に行ってきました。【セトリ・感想】

こんにちは、若です。2024/04/20.21に幕張メッセで開催されたラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜 のDay1配信視聴、Day2現地参加したので感想を書き留めておこうと思います。

セトリ

Day1

01.Dream Believers
02.Trick & Cute
03.ノンフィクションヒーローショー
04.ド!ド!ド!
05.KNOT
06.AWOKE
07.千変万華
08.水彩世界
09.ツバサ・ラ・リベルテ
10.Holiday∞Holiday
11.以心☆電信
12.Take It Over
13.Link to the FUTURE
14.青とシャボン
15.パラレルダンサー
16.Runway
17.ミルク
18.アイデンティティ
19.Special Thanks
20.シュガーメルト
21.抱きしめる花びら
22.Legato
EN01.DEEPNESS
EN02.On your mark
EN03.Colorfulness
EN04.Pleasure Feather
EN05.ハッピー至上主義!
EN06.Dream Believers
WEN01.STEP UP!
WEN02.永遠のEuphoria

Day2

01.Dream Believers
02.Trick & Cute
03.ノンフィクションヒーローショー
04.ド!ド!ド!
05.KNOT
06.AWOKE
07.千変万華
08.水彩世界
09.ツバサ・ラ・リベルテ
10.Mix Shake!!
11.ココン東西
12.ツキマカセ
13.Link to the FUTURE
14.青とシャボン
15.飴色
16.Runway
17.ミルク
18.天才なのかもしれない
19.Special Thanks
20.Dear my future
21.抱きしめる花びら
22.Legato
EN01.DEEPNESS
EN02.On your mark
EN03.Colorfulness
EN04.Pleasure Feather
EN05.ハッピー至上主義!
EN06.Dream Believers
WEN01.STEP UP!
WEN02.永遠のEuphoria

 

開演前

会場はいつもの幕張メッセでした。ですがホール1で行われた物販は、ホール2の照明の都合か、薄暗く、異様な光景でした。トレードを行う方々も暗がりでサイリウムの明かりを頼りに集まっており、まるで闇市のようでした。物販では、昼過ぎに缶バッチが売り切れ、その少し後にポラロイド風カードも売り切れていました。

Day2は現地参加することが出来たのですが、センターステージから2列目と非常に近い距離でパフォーマンスを見ることが出来ました。

後方は音響が悪く、柱で見づらい席もあったようで、会場に対する悪評はいくつか目にしました。箱の大きさと音響の両立は難しいと思いますが、改善されるといいなと思っています。

感想

Dream Believers

センターステージでのDream believersは、後にも先にもないほどの近距離で見る事ができ、「生」を感じられました。画面の中にいることが当然の人たちが目の前で踊っているのは、やはり興奮します。これまで蓮ちゃんに対して感じていた、「新しいコンテンツの人たち」「新人」という様な印象はなく、安心感すらあるパフォーマンスでした。

 

Trick & Cute

1stでの野中さんの「Trick & Cute」のセリフから始まる印象が強すぎて、イントロでは物足りなさがありました。しかしそれも一瞬で、 かき消す盛り上がりを魅せていました。振付の癖が強く、歌っていない、カメラに抜かれていないキャストの動きも気になる曲です。ラスサビの一年生パートの「ご自由にどうぞ」がライブアレンジされていて良かったです。

 

ノンフィクションヒーローショー

特殊イントロで、爆発音と共に始まりました。配信で知っていたとはいえ、現地で浴びる事が出来て本当に良かったです。個人的に1st東京で、音響が悪すぎて全然聞き取れず、この曲にうっすら悪い印象がついていました。しかし、異次元とU甲子園、そしてこの千葉公演で完全に払拭することができ、今回の演出も相まってかなり気に入った曲となりました。

 

ド!ド!ド!

いままで聞いたどのド!ド!ド!よりもコールが揃っており、「コールによって得られる一体感」とはまさしくこのことだと実感しました。イロモノ楽曲の多いみらくらぱーく!で、ド!ド!ド!を渡されたとき二人がどう思ったのかは分かりませんが、私はこの二人がみらくらぱーく!で良かったと思いますし、二人も、みらくらぱーく!で良かったと思ってくれていたら嬉しいです。

 

KNOT

すっかりライブの定番曲となったKNOTですが、地区大会の流れもあり再び披露されました。ライブバージョンでの野中ここなさんの煽り、佐々木琴子さんの「いくよ」がないと物足りない体になってしまいました。こちらもまた会場での盛り上がりがすごく、地区大会を抜けるのも頷けるパフォーマンスでした。

 

AWOKE

この曲に限ったことではありませんが、野中ここなさんの「解き放つ意志が」「信号機が青を指す」等右上に手を伸ばす振りで、視線も同じく右上に動いているのが好きです。佐々木琴子さんも、場数を踏んできたからか、動きに余裕を感じられました。

 

千変万華

楡井さんのダンスが大きくぴょこぴょこ跳ねており、より日野下花帆感が強くなっており、また、表情管理も素晴らしかったです。Cメロ、サビの二人の動きの揃い方も、見ていて気持ちよかったです。一緒にサイリウムをぐるぐる回したくなる気持ちも分かります。

 

水彩世界

この曲も披露回数が多く、その分練習してきたからか、ダンスも歌もかなりのシンクロ率でした。心なしか花宮初奈さんも笑顔が多かった気もします。

 

ツバサ・ラ・リベルテ

直前に活動記録の振り返りがあったり、専用衣装が作られていたりと、没入感が高められる演出がなされていました。正直、全体曲衣装はLink to the futureと抱きしめる花びらで手一杯だと思っていたので、用意されていて驚きました。衣装や髪型の影響もあってか、102期生がしっかり3年生らしく、大人びて見えました。不意に、この3人が卒業しても沙知先輩の様に愛され、蓮ノ空のことすきすきクラブのみなさんが初めて送り出したスクーアイドルクラブ生として、崇められていくのだろうと感じました。

 

Holiday∞Holiday

U甲子園ではラスサビのウインクにズームされず、見ることが出来なかったのですが、今回はしっかり抜かれており見ることが出来ました。2番では、恋人繋ぎで花道を歩きセンターステージまで移動し、スリーズブーケらしさを見せつけていました。

 

Mix Shake!!

Day2では以心☆電信に変わりこのタオル曲が選出され、トロッコで会場中を回り、盛り上げていました。Cメロがライブバージョンで長くなり、コーレスの時間となっていました。本来声を出すことを煽る為のコーレスでしたが、二人とも可愛らしい声で、特に花宮初奈さんの「say!」が良かったです。

 

以心☆電信

初披露。タオル曲かつトロッコだったため振りは控えめでした。ココンが振り付きで披露された今、この曲もいつか振り付きで披露される気がします。Aメロではパート分けが2.3文字づつ分けられているため、律義に映像をスイッチしてくれていたのですが、細かすぎて目が追いつきませんでした。みらくら補修室ラジオのテーマということもあってか、ステッカーイラストのミニキャラがモニタに表示されていました。管叶和さんの「ガツンとラーメン食べたいな」にはしっかり気持ちが乗っていて良かったです。

 

ココン東西

1st以降、ずっと聞きたかった曲で、しかもトロッコではなく振り入れされた状態で披露されました。扉を開ける振りから始まり、コココンコンとドアをノックしたりとかわいらしい振付、かっこいいポーズで決めるところはしっかり決める、みらぱらしさ全開の曲になっており大満足です。これまで上半身だけの軽い振りがついていたところも、足の動きが追加されることで何倍もかわいらしさが増していました。

 

Take It Over

Cメロ~サビの流れがかっこよくて好きです。野中さんのロングトーンも力強く、ライブならではの良さがあります。今回はツバサラ衣装でしたが、本来の衣装と色味も近く曲にも似合っていたと思います。

 

ツキマカセ

ここまでかわいらしく歌う綴理は珍しい気がします。佐々木琴子さんもこの方が歌いやすいのか、のびのび歌えてる印象を受けました。披露回数の少ないレアな曲ですがここで回収できて良かったです。

 

Fes×LIVE再現として、衣装チェンジ、過去ライブの回想、幕に映像を写したりと様々な演出がなされ、ほとんど完璧に再現されていたと思います。メンバーとキャストのダンスが一致している以上、「アニメの再現性」というラブライブ!らしさがフューチャーされにくいのですが、こういった形でメンバーとキャストをリンクさせていくのは素晴らしいことだと思います。実質衣装2着、この曲のためだけの幕を用意したりと、コストはかかっていそうですが、大切な曲を大切に扱う姿勢が見られて嬉しく思います。

 

青とシャボン

初日は配信でうっすらとシャボン玉が写っていたのですが、なぜか配信映像の演出だと思っていたので会場でもシャボン玉が飛んでいて驚きました。この曲やジブンダイアリーの様な落ち着いた曲もできるDOLLCHESTRAが好きです。

 

パラレルダンサー

ライブバージョンとして間奏が長く、Mix Shake!!の様に煽りパートがありました。この二人も曲調や流れに合わせてかかわいらしく煽っていて、客席にも「かわいい声が聴きたい」とかわいい声でのコールを要求するほどでした。また、ライブアレンジも多く、かわいい村野さやかが見られました。トロッコですれ違う時も顔を見合わせ笑っており、その声がマイクに乗ってしまったりと、いい意味でDOLLCHESTRAらしくない空気感でした。

 

飴色

切なさの感じる前半から、歌詞に合わせて、背中合わせで手を握り、向き合い、花道をゆく野中さんを送り出しました。二人の表現力が顕著に表れる楽曲となりました。アウトロでは音の数が減り、アカペラに近い状態で二人の歌声はスッと入ってきました。

 

Runway

蓮ノ空唯一のソロ曲で、期待に応えたい村野さやかの覚悟の曲です。Day2では、「もう一度やっても大丈夫ですか?」と歌唱を止めるアクシデントがありました。センターステージに近い席だった分聞こえてはいたのですが、音響トラブルだった様で、マイクにあまり声が乗っていなかった様です。リトライでもあまり改善されず、一度ステージを降りる事態になり、会場はざわついていました。野中さんがステージを降り暗転している間は、ここなコールが起こっていましたが、音響トラブルが原因だと知らなかった故に、喉やメンタルが起因で止めたのだとしたらプレッシャーになってしまうのではと、ここなコールはできませんでした。それでも最終的にはステージに戻り、100%のパフォーマンスを見せてくれました。

後のMCの通り、失敗で終わらせず、成功するまでやり続けるメンタルが野中ここなであり、村野さやかで、やりきることが出来て本当に良かったです。

 

ミルク

みらくらぱーく!のファンや蓮ノ空のことすきすきクラブのみなさんに向けた感謝の曲。バラードでしっとりした曲ですが、普段とのギャップで、落ち着いて曲の良さがより際立っていたと思います。歌声や動きも、この曲の為にチューニングしていた様に感じました。

 

アイデンティティ

この曲はラブライブ!地区予選の直前で披露していた印象が強く、「大会に向け襟を正す」イメージがなんとなくついていました。それがミルク後に披露されたことで、「大会は終わってしまったが、これからの活動に対して襟を正す」、気持ちを切り替える、というような意味合いを感じました。「だだだだだだ」のところでモニタのみらくらぱーく!ロゴも跳ねていてよかったです。

 

天才なのかもしれない

Runwayからミルクと、若干重い雰囲気ではありましたが、みらくらぱーく!のみらくらぱーく!らしい楽曲で、会場も明るくなった気がします。「背伸びしたって足疲れるし」の気の抜けた歌い方は、月音さんにしか出せない雰囲気でした。トロッコでファンサは非常に多かったことや、後のMCでサビの振りもいじられていて、そこまで含めてみらくらぱーく!らしかったです。

 

Special Thanks

DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!とは打って変わって、明るい曲でしたが、裏打ちが入るほどだとは思いませんでした。直球な歌詞で、気持ちを切りかえる、リスタートする覚悟が感じられました。

 

シュガーメルト

初披露された曲で、イントロでは残陽に勝るとも劣らないイチャイチャっぷりでした。花宮さんが嬉しそうだったことが何よりも良かったです。トロッコに設置された綿あめの小道具には、1番Aメロからキリン、ゾウ、トリが描かれていました。柱の影響で配信カメラがトロッコを追いきれなくなってしまう際に、楡井さんがそれすら利用して、柱の陰からぴょこっと顔を出していたのが印象的です。

 

Dear my future

全体的に低かったり、広いメインステージで左右に大きく広がったりと、スリーズブーケらしくない楽曲でした。楡井さんのラスサビ前の「長く伸びる道を」がとても綺麗で良かったです。

 

抱きしめる花びら

冒頭のソロパートで、ひとりづつ登壇していく姿で既に感動していました。「言葉はめぐ」と言われた慈の歌詞が、「ありがとうありがとう」と何度も繰り返しているのが、この曲で伝えきれるのか分からないほどの感謝があることを感じられました。モニタでは、CDの帯の裏のように、糸が紡がれているような映像が流されていました。この日までの活動が全て繋がっていることを表している様で良かったです。サイリウム企画もあったようで、Fes×LIVEの様に緑からピンクに、きれいに変わっていました。

 

Legato

1stでもライブの終わり際に披露され、ライブが終わってしまう喪失感や焦燥感の様なものを感じてしまいます。ですがそれと同時に、前に進もうという思いも感じられます。今後この曲を9人で歌うことを想うと今から楽しみです。

 

DEEPNESS

念願の6人DEEPNESSでした。1stで虜になってから、強い曲だし全員で披露して欲しいと願い続けていたら本当に披露されました。これまでユニットで分けられていた歌詞割り、振りが学年事に分けられており、既存メンバーは、特に花宮初奈さん野中ここなさんは大変だったと思います。メンバーが増えた事で、より華やかになりました。

 

On your mark

ここ2曲は楡井さんが表情がとてもよく、曲中でバシッと決めるかっこいい表情や流し目、楽しそうな顔と表情管理がうまく、何度でも見たくなります。背景となるモニタが縦に長く、他の曲では上部にPV、下部にユニットロゴと持て余してる感じもあったのですが、この開幕を映えさせるためだけに用意したのかもしれません。

 

Colorfulness

活動記録17話のライブの様に、2人が会場に対する気遣いとして、着席のアナウンスがありました。実際SNSなどで、会場の構造もあってか救われたという意見もたくさん見受けられました。詳しい技術的なことは分かりませんが、二人の歌声はまとまりがあって、相性も良かった気がします。

 

Pleasure Feather

蓮ノ空の中でも歌がうまい二人で、そのきれいな歌声はずっと聞いていられそうです。こういった発見があることで、シャッフルユニットの有益性を再認識することが出来ました。

 

ハッピー至上主義!

かわいらしい曲調にぴったりと合った振りで、曲の良さがぐっと引き出されていました。みらぱとはまた違った、楽しくありつつもかわいさに振った曲になっててよかったです。コールも楽しく良い曲でした。

 

Dream Believers

新入生を含めた9人、104期ver.となりました。人数が増えたことで歌声に厚みが増し、その風貌はより「ラブライブ!」らしくなりました。ダンスも人数が増えたことで華やかさも増し、この形が完成形なのかとも思います。アウトロで、スリーズブーケがつくる蓮の花が毎回カメラに抜かれるのですが、メンバーが増え、その分蓮の花も大きくなっていました。蓮ノ空の成長をそのまま表しているようで感動しました。

 

STEP UP!

パラレルダンサーや天才なのかもしれないの様に、トロッコでのファンサ曲になっていました。この曲も楽しい曲なので今後も披露していって欲しいのですが、難しいポジションの曲なのかなとも思っています。

 

永遠のEuphoria

ライブ最後の定番曲。ED曲の様に歌詞は出ていましたが、会場中で合唱、とまではなりませんでした。1stと同じくユニット毎に会場中を回り、来てくれた全員に会いに行くという気概を感じました。これまた定番の銀テ発射もありました。

 

後記

体感としては一瞬ではあったのですが、初日からWアンコールだったり、曲数が多かったりと、実際は長時間のライブでした。全体で4時間近くの公演でした。ユニット活動がメインとは言え、全体曲が多く大変だったと思います。活動記録に沿ったライブということで、ユニット曲が少なめだったのは少し気になりました。

蓮ノ空のライブを配信で見るのは初めてだったのですが、いつものFes×LIVEでは、人間のシルエットがサイリウムを振っていますが、今回は本物の人間がサイリウムを振っていました。自分と同じように蓮ノ空を好きな人たちがこんなにもたくさんいることを実感できて良かったです。

「Blooming with ○○○」というライブタイトルが発表された頃は、○の部分に104が入るのでは?などと様々な憶測を呼んでいましたが、結局好きな言葉を入れてくださいとのことでした。これに関しては、「なんでも伏線だと思うな」ということですね。

終演後には公式からセットリストがツイートされました。ラブライブ!シリーズにしては珍しいです。これまで非公式サイトに頼っていたので、今後も継続してくれればなと思います。

1stでは披露楽曲も少なく、どこかおまけの様な、追加戦士の様な感覚があったみらくらぱーく!でしたが、ユニット曲としては1曲目のトップバッターで、爆発音とともにパフォーマンスを始めたり、DEEPNESSにも参加出来たりと、他ユニットと対等に、出遅れた分を取り返せたようで嬉しく思います。要所要所でノンフィクションヒーローショーの決めポーズをいじられたり、一緒にDEEPNESS踊りたかったと言ってくれたり、みらくらぱーく!が愛されていることが伝わってきて良かったです。

これまで数々のMCを見てきましたが、今回のMCはかなり良かったです。1番手の月音さんは短くまとめつつも、今日のこのライブが楽しい思い出となるような、藤島慈のMCでした。管叶和さん花宮さん佐々木琴子さんからは、人数が変わることに対する言及がありました。私はこの日までの2週間ほどで完全に受け入れられていたのですが、やはりそうでない人もいるようで、でもその様な人たちに対し、焦らせるようなこともなく、強制的に受け入れさせる事もありませんでした。管叶和さんは「私も9人の蓮ノ空をもっと好きになっていきたい」、佐々木琴子さんは「自分のペースで受け入れていって」とcolofulnessを経た二人だからこそのMCでした。
花宮さんは、「梢ちゃんとしても9人という人数に憧れがあった」と話ていました。このシリーズにおいて大切な数字で、ラブライブ!が好きな人として、ラブライブ!優勝を目指す人として、そう明言してくれたことを嬉しく思います。本ライブでは9人ver.のドリビリがありました。今後、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブはメンバーの入れ替わりがあったとしても、人数が増えることはまずないと思うので、今回のパフォーマンスが完成形なのかなと思いました。一曲目から安心感を感じるパフォーマンスではありましたが、アンコール後にパワーアップしたドリビリを魅せてくれて、今後更に精度が上がっていくと思うと楽しみでなりません。また、ドリビリで折られるUOに対して、個人的にきれいで好きと言及されました。μ'sのスノハレ、AqoursUO禁止期間、異次元フェスと経てきた自分としては、キャストからUOに対する好意的な言及があることはまた時代が変わったなとしみじみ思いました。
野中ここなさんは、Runwayについて、「昨日までの自分に申し訳ない」等とマイナスなことを吐露する場面もありましたが、最終的にはリベンジしたいと明言し、花宮さんも楽しみにしていると話しました。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブがこういったやり取りのできる、素敵なグループになって本当に良かったと思いました。

抱きしめる花びらやツバサラで感じたのですが、102期生がよりしっかりと先輩、3年生として堂々とパフォーマンスをしていました。1年間いっしょに過ごしてきた103期生、新しく入ってきた104期生にかっこいいところを魅せていたし、この一年の成長を感じられました。

楡井さんは表情管理がとても上手くなっており、様々な表情を見せてくれました。アンコール後では激しい曲が続いたのですが、汗をかいて髪が張り付いているのも、真剣さの演出に一役買っており、視覚的にも満足度がぐっと上がるパフォーマンスでした。

配信でみていると特に分かりやすいのですが、月音さんはファンサも、配信カメラ目線でのウインクも圧倒的に多く、完全に藤島慈でした。二日目のMCでは兵庫と神戸が分からなくなっていたりと、そんなところまで藤島慈でした。

管叶和さんは、常に全体を見渡して他の人のMC中でもファンサしていたり、ステージ上でぴょこぴょこ跳ねたり落ち着きがない様子も、管叶和であり大沢瑠璃乃でした。

EN.06のドリビリ後には、短いですが104期生のMCもあり、お三方とも緊張感と初々しさを感じるトークでした。先輩方のすごいパフォーマンスを見た直後ということもあってか、自分を卑下するシーンが見られました。ラブライブ!声優としては新人ということも、物語として新入生という設定もあり、パフォーマンスの出来を批難する人はほとんどいないはずなので、100%を出すことができたらそれでいいと思います。パフォーマンスがどうであれ、マイナスな発言は場を盛り下げるので極力ない方がいいと考えています。もちろん、徒町小鈴の消極性を汲んでの発言であれば、それは良いMCだと思います。

アンコール後恒例のライブTシャツアレンジですが、今回は、抱きしめる花びらと同じ花があしらわれたアレンジとなっていました。ライブTにまで意味合いが込められているのは初めて見たので驚きました。蓮ノ空の細かいところまで気を配れる配慮が、とてもいい形で表現されていると感じました。

U甲子園の様な楽しいだけのライブも好きですが、今回の様な文脈の乗った、ストーリーに沿ったライブも良いです。しかし今後、活動記録では様々なことが起こると思いますが、楽しさに振り切ったライブをすることが出来るのか、するタイミングがあるのかも、気になる所ではあります。

メンバーも増え、よりパワーアップした蓮ノ空の活躍が楽しみです。

夜の幕張メッセ