ピクミン2を遊んだので感想を書き留めておこうと思います。プレイ時間は累計80時間程です。また、これまでにプレイしたピクミン作品は1~3です。
感想
ピクミン1から2年半後、同ハードから発売されたピクミン2。前作とはゲーム内容が若干違っており、効率よくクリアしてタイムを縮める1と比べて、じっくり探索するゲームとなっていました。プレイ時間も一周8時間前後だったのに対して、2ではすべてのお宝を集めるのに40時間程かかりました。同ハードでありながら、目的を変えたことで差別化されており、ゲームボリュームも格段に増えた続編となりました。
本作は探索ゲームとして、地下洞窟をメインに探索することとなりました。地下洞窟では地上と違い、時間経過で夜が来ることはなく、オニヨンがないためピクミンの出し入れ・ピクミンを増やすこともできなくなっていました。メインで探索するマップでピクミンが減るのに対して、そのマップ内でピクミンを増やすことが出来ないので噛み合いが悪く、苦労する場面がいくつかありました。また、紫ピクミン、白ピクミンを増やすには特定の地下洞窟を周回する必要があり、どうしても作業感がでてしまいました。地下洞窟内には特定の色のピクミンがいないと回収できないお宝がいくつもあり、一周で洞窟コンプリートすることが難しく、結果として複数回クリアした地下洞窟もありました。
ボリュームが増えた点として、お宝と原生生物がかなり増えていました。お宝は身近な物、懐かしい物があり、中にはドクロや入れ歯のような少しびっくりする物もありました。原生生物はボスが大量に登場し、手ごたえのある敵も多かったです。特にクイーンチャッピー、ダマグモキャノン、ヘラクレスオオヨロヒグモは倒すのに多くの犠牲を出しました。ダマグモキャノンは死の圧力が強く、ビームの回避方法を見つけるまでは絶望的でした。ヘラクレスオオヨロヒグモは、体力も多く、攻略法を見つけてからも部位破壊まで時間がかかり、数時間リトライし続けました。逆にアメボウズは、道中で出会ったときの恐怖とは打って変わって、最終フロアでは紫ピクミンもおり、ほとんど犠牲を出さずにクリアすることが出来ました。
ステージ構成は4ステージで、前作より減ったものの、地下洞窟があるおかげで一切気になりませんでした。まどいの水源は、拠点の位置こそかわっているものの、前作のステージを踏襲していました。前作よりギミックも増えており、地上ステージも探索のし甲斐がありました。
細かな変更点として、ペレット草を倒したピクミンがそのままペレットを運んでくれるようになりました。小さいことですが頻繁に起こる作業が簡略化されて、よりスムーズに遊べるようになりました。また、十字ボタンで投げるピクミンを持ち替えることが出来、これもプレイしやすくなる革命的な改善だったと思います。
1で気になった点で、「エイムが合わせずらい」というものがありましたが、まだ改善されていませんでした。カメラワーク≒エイムで、着地予測点は出るもののその軌道は分からず、高さのある敵にはピクミンが当てずらいという現象が起こっていました。他の方のプレイ動画を見る限り、wii版では改善されていそうで、そちらの方が快適にプレイできそうです。
後記
来月発売となるピクミン4でもこのじっくり探索型のゲームの様でした。今から発売が楽しみです。今後はhey!などもプレイして、新作に備えようと思います。