ピクミン【感想】

ピクミン(無印(GC))を遊んだので感想を書き留めておこうと思います。プレイ時間は一周8時間程、累計30時間程です。また、これまでにプレイしたピクミン作品は1~3で、Hey!、Bloomについては触っていないので分かりません。

感想

あの宮本茂さんが制作指揮に関わった作品で、GC初期に発売され、GCの性能を示す意味があった作品だそうです。現にあれだけのキャラクターを同時に動かす事が出来、グラフィックも違和感なく、当時にしてはかなり革新的だったと思います。

制限時間以内に「ピクミンを増やす」「ギミックを突破する」「アイテムを回収する」の3つを効率よく行う仕事のようなゲームでした。2,3と進んでいくにつれ同時操作キャラが増え、行動の選択肢が何倍にも膨らんでいくのですが、私は無印が一番好みでした。その理由として、常に時間に追われていて期限も30日と決まっている焦燥感、操作キャラも少なく十分に管理することが出来る範囲であることが挙げられます。

ピクミンは3色しかいないにも関わらず、ギミックは工夫されており、特に最後の「最後の試練」では、これまで使ってきた3色のギミックがすべて必要で、これまでの成果が出ているようで良かったです。また、「樹海のヘソ」の薄暗く不気味な感じや、「大水源」の青ピクミンで一気に探索範囲が増えていくもの快感です。「遭難地点」もただのチュートリアルステージとして終わらず、再度探索に行くことで新しい場所が開けたりと、全部で5ステージしかないものの、物足りなさは一切感じませんでした。

ピクミンも、2,3では5色登場しますが、自分のキャパの関係もあってか、3色で十分楽しめました。

周回前提のゲームである為、ゲーム全体が複雑すぎないが故に、マップや自分なりの動き方を把握でき、更に効率を上げようという意欲が湧きます。

気になった点をあげるならば、ピクミンの持ち替えが出来ない点で、特定のピクミンを増やしたいとき、爆弾岩を投げたいとき、ボス戦などで焦っている時は不便に感じました。集合を解除した時、近くにあるものを勝手に運んでしまうのも扱いが難しかったです。前者の問題に関しては、wii版で修正されているようで、そちらで遊ぶのも一考する余地があります。

また、カメラワークが若干難しく、「前方を向く」「ズームを3段階で調節」しかないので、現代のゲームに慣れ過ぎているを若干もどかしさがあるかもしれません。カメラワークが難しいことに付随して、エイムも合わせずらい場面もありました。実質的にその場で回転するダイオウデメマダラは、顔を狙って投げるのが難しく苦戦しました。

上記では無印が一番好きとしましたが、シリーズ通して面白いので4も期待して待っています。

 

久しぶりにプレイしたら30日ぎりぎりでのクリアとなりました。

リザルト画面