カービィの吸い込み大作戦【感想】

カービィの吸い込み大作戦をクリアしたので感想を書き留めておこうと思います。プレイ時間は10時間程。これまでにプレイしたカービィ作品は、本編の無印~2まで、ドロッチェ団、ディスカバリーのみです。

 

感想

初の3D作品、ダウンロード専用ソフトということで、実験的な意味合いが強かったと思います。カービィの最も特徴的な要素とも言えるコピー能力はなく、かなり無印を意識して作られていると思います。序盤ボスの定番であるウィスピーウッズこそ登場しなかったものの、ロロロ&ラララ、クラッコと、無印のボスが登場したり、ステージビジュアルもグリーングリーンズ、キャッスルロロロを意識しているようなデザインであったり、セルフオマージュが見られました。また、回復アイテムにカレーがあったので、どうせなら焼き芋も一緒に登場させて欲しかったとも思います。全てのステージで金評価を獲得して解放されるシークレットステージは、全体的に紫を基調としたデザインで、ディスカバリーのドリーミーフォルガの様な不気味さがあり、高難易度ステージの雰囲気がかなり漂っていて良かったです。

アクションは吸い込み、吐き出しだけではありましたが、多くの敵を巻き込んだり、一部吸い込めない敵など、決して単調ではありませんでした。奥行きのある3Dマップには、3Dである意味がしっかりあるデザインで、クリア評価を上げるために頭を使う部分もあり、非常に面白かったです。高難易度版であるEXステージも、繰り返しプレイすることで評価を上げ、金評価にしていく作業が全く苦になりませんでした。ボス戦であるロロロ&ラララ戦は効率よく動いてクリアタイムを縮める楽しさがあり、クラッコは攻撃パターンも多く、飽きないゲームでした。

3Dだからと言ってプレイしずらいということもなく、吐き出しの際に矢印があって直感的でわかりやすかったです。また、ステージに降り立つ演出中などにもポーズを押すことが出来、地味に便利でした。

エントランス中央には台座があり、てっきりシークレットステージをクリアしたら像でも現れると思っていたのですが、最後まで何も起きませんでした。触れられていない機能はamiboのみなので、amibo関連のイベントがまだあるのかもしれません。

今後も、カービィシリーズは本編、番外編問わず幅広く触れていきたいと思います。