ポケットモンスター 水の都の護神 ラティオスとラティアス【感想】

ポケットモンスター 水の都の護神 ラティオスラティアス、及び同時上映のドキドキ星空キャンプを見てきたので感想を書き留めておこうと思います。感想はFilmarksにも同文を記載しています。

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水の都の護神

2002年公開の映画で、CG技術も積極的に取り入れられており、そのおかげで、路地裏でカメラが一周する有名なシーンも生まれた。この時代にしてはかなりの技術力で、津波のシーンでは若干気になったものの、その他で違和感はなく、「ポケモンコロシアム」以前の作品だとは思えない出来だった。

映像技術だけではなく、ヴェネチアの雰囲気を綺麗にアルトマーレに落とし込んでいる点も評価できる。ポケモンと相性の良い水上スポーツがあったり、ラティの伝説があったりと、ヴェネチアではあるものの、しっかりアルトマーレになっていた。個人的に気に入っているのは、突如町中に出現した柵が一つ一つが違う形、現れ方をしていた点で、恐ろしさもありながら、お洒落な雰囲気を残したシーンで良かった。

これはゲーム本編の話だが、映画の重要アイテムであった「こころのしずく」がゲームに逆輸入され、かなり強いアイテムであった点も、原作とアニメ(映画)が相互に作用しているのを感じられて良かった。

その他に好きなシーンは、カブトプスが戦っているところ。アニメで動いているカブトプスを見るのはおそらく初だったが、想像以上にかっこよくて驚いた。そしてなんと言っても、OPの「めざせポケモンマスター2002」。本作に似合うようアレンジされており、これから映画が始まるというワクワクと懐かしさで非常に高まった。

 

ドキドキ星空キャンプ

ドキドキ星空キャンプに関しては特に語ることもないが、一点気になったのは、雨の中進むヒノアラシに泥をかけていることにワニノコが気付かないシーン。特にヒノアラシは嫌がっているのに、仕返しするわけでもなく、ただただ怖かった。当時のアニメシリーズの記憶はあまり無いが、もしかしたら普段からそういった関係性なのかもしれない。

EDの「ポケッターリ・モンスターリ」は、ポケモン楽曲の中でもかなり好きな一曲だったので劇場で聴けたのはよかった。ピカチュウ達が踊るシーンは本編を通しても1番うるっとしたシーンだった。

 

特典

ラティアスはAがVで4Vでした。巷ではA0厳選が流行っていますが、確率は1/64で、回避率↑↑↑の相手にばくれつパンチで急所に当てるくらいの確率なので、かなり部の悪い賭けですね。

 

後記

幼少期に劇場で見ることが出来なかった名作を、こうして2022年に劇場で見ることが出来てとても嬉しく思います。劇場はあまり広くはなく、上映数も少なかったですが、満席に近い状態だったのはいいことですね。来週にはジラーチ、再来週にはディアパルと、毎週上映作が変わるので、全て見に行きたいですね。